『R.O.D -THE TV-』1話「紙は舞い降りた」

仏像評価 9.5
あらすじ思い出しながら書いているといつのまにか長くなるいつもの罠。
15日からの新番組。水曜26時58分からフジテレビにて。OVAR.O.D』がTVに進出。私はOVA版は観ていません。TV版がかなり良いのでOVA版も観てみようかな。
OP、CMへの入り方、とても良いです。映画のようだ、という感想を見かけましたが、納得。ストーリーの展開、画、キャラクターも良いです。じっくり腰をすえて観たくなる作品です。3倍速で録画したことを後悔させてくれました。1話のクオリティを維持・向上できるかどうか、TVシリーズではそれが問題になってくるかも……。
菫川ねねねという作家さんが香港へサイン会をしに行きます。彼女の過去についてはOVA版を観ていないのでわかりません。彼女が捜しているのはOVA版の主人公? 無気力なねねね。
香港ではガイドとしてマギー、ミシェールの姉妹が同行。
ねねねを乗せた自動車はホテルに向かいます。もうすぐホテルに着くという時、ねねねの泊まる予定の部屋が大爆発。事件の始まりです。
犯人はねねねのサイン会中止を要求。でもかえってプライドを刺激されて立ち向かおうとするねねね。最初見たときはそんなに元気のある人には見えませんでした。もともとはとても元気な人なんだけど、ちょっとすねていただけなのかな。すねていたというか、本を書けなくなってしまって日本では忘れ去られてしまって、そんな時にサイン会をやるのは気が向かなかったのかな。
ミシェールたちはねねねのボディガードを志願します。さらに泊まる場所がなくなってしまったねねねを自分たちの家に泊めます。本だらけの家。本狂い。私もそんな家に住んでみたいなあ。もっと広ければ(笑)。その家でただ一人本嫌いを自称するアニタ登場。これで、アニタ(三女)、マギー(二女)、ミシェール(長女)の3姉妹が出揃います。
雨の降る深夜。どこかに行っちゃうねねね。3姉妹がねねねを捜索しに出かけます。そういえば、3姉妹は探偵なんですよね。3姉妹がねねねを捜すシーン良い。3姉妹といえば、FF4のメーガス3姉妹を思い出しましたが、今の話とは全然関係ないです。
ねねねを本屋の前で見つけるアニタ。行方不明になった友人に自作の感想を聞くまでは次の作品は書けない気がすると言うねねね。その友人は大の本好きなので、どこかの本屋にひょっこり現れるのではないかと思ってねねねは夜の街を徘徊していたようです。ここでねねねとアニタはちょっと打ち解けてきます。この後の話の展開をみても、アニタが一番ねねねと仲良くなりそうです。
サイン会当日。客になりすました爆弾魔は、本の中に爆弾を仕込んでいました。ねねねが少し動いただけでも爆弾が爆発する仕掛けになっており、ねねねも警備部隊も動けなくなってしまいます。そっと物陰に隠れ、紙をとりだすアニタ。ああそういえばこれは「紙使い」の話だった、と思い出しました。
ねねね脅迫の犯人は売れない作家さんでした。爆弾ではなく作品で勝負しろと言うねねね。この人、作家という職業にはとてもプライドをもっているようです。
犯人を3姉妹が紙でやっつけるシーンは短いけれどもとても良かったです。この作品、緩急のつけ方がうまいと思います。爆弾制圧の後、犯人がもっていた原稿を一応回収して読むことにするミシェールとマギー。本当に本好きなんですね。
日本に帰っていくねねね。空港で見送るアニタとマギー。ねねねの乗る飛行機が離陸してからようやく空港に到着するミシェール。彼女は、爆弾犯の書いた原稿は2つの筆跡があって、合作であるということを見破ったのでした。つまり、爆弾犯はもう一人……。ここからの展開も好きです。
もう1人の犯人に銃をつきつけられるねねね。脅しに屈せず、銃口に指を突っ込んでしまうところが素晴らしい(笑)。そこへ、アニタ登場。飛行機の窓の外に。紙バトルはここからが本番でした。マギーとミシェールの力は紙でできた鳥をまるで本物の鳥のように飛ばせます。鳥から飛行機に乗り移ったアニタの見事な紙さばきでねねねは無事助かります。このゴタゴタのせいで飛行機は落ちそうになりますが、3姉妹の鳥は飛行機すらも包み込んで、日本の空港に着陸。次回からは日本で3姉妹が活躍するわけですね。
サブタイトル「紙は舞い降りた」。いいね。確かに脱力かもしれないけど(笑)。
R.O.D -THE TV-』は今期一番の期待作かもしれないです。
番組HP -> http://www.sonymusic.co.jp/Animation/ROD/