『PEACE MAKER 鐵』3話「紅」

仏像評価 9
PEACE MAKER』の話題で「新撰組」と言う時は、あくまで作中の「新撰組」。
小姓をやめて監察になると勝手に決めて、監察・山崎烝のあとをつける鉄之助。山崎はきれいな女装をして「枡屋」を偵察。鉄之助も女装をしてみますが、ものすごい格好に。山崎に見つかり、「小姓の仕事もできない半端者が」と言われてしまう鉄之助。この鉄之助の立場に立たされている新社会人同胞も多いのではなかろうか(笑)。しょぼくれて帰ろうとする鉄之助の目に、浪士たちにからまれている美少女の姿が。沙夜です。私が原作で読んでいるのはここまでなのです。美少女の姿にドキッとした鉄之助はもっと彼女が困っている姿を見てみたいと興奮したりはしません。浪士たちの「半端者」という言葉にキれる鉄之助。「俺は半端者じゃない」って、誰も君のことを言ってませんって。でもそんな鉄之助だからこそ鉄之助なのだ。
鉄之助VS長州系浪士。浪士はなまりで長州系とわかります(後半で山崎が報告している)。パンチやキックを繰り出して浪士と戦う鉄之助。怒った浪士は刀を抜きます。これはやばい。
そこに通りがかりの沖田、永倉、原田が登場。永倉と原田は、新撰組とは名乗らず、通りすがりの浪士として長州系浪士をやっつけます。殺さずにね。あと1人だ、と永倉たちが浪士をさがした時には、最後の1人の浪士はどこかに消えていました。
沖田は鉄之助と沙夜を連れてその場を立ち去ります。沖田たちをひそかにつけてくる3人目の浪士。沖田を背後から斬ろうとする浪士に気づいて思わず「沖田さん!」と叫ぶ鉄之助。素性が知られた以上、沖田はその浪士を斬るしかありませんでした。
新撰組屯所。土方に監察報告を行う山崎。山崎にぶたれたあとがついている鉄之助のほお。そこまで怒った山崎をみるのは初めてという沖田。
沖田になぜ浪士を殺したのかと詰め寄る鉄之助。「新撰組沖田総司」として斬りかかられた以上は、殺すしかなかったと沖田。でも長州人も人の子・人の親、新撰組の人間だって人の子だと言う鉄之助に、自分は人の子ではない、鬼だと言う沖田。殺す殺さないの話になると、沖田の目は鬼の目になります。沖田は新撰組で一番怖い人だなー。
沖田による局中法度の紹介。新撰組の掟では、一度新撰組として刀を抜く以上は、自分か敵かどちらかが死ななければならない。鉄之助に与えられた小姓という役割は、新撰組でありながら、鬼ではなく人として生きていける道でした。それでも鬼の道を選ぶというのならそれもいいと言う沖田。
鉄之助の回想。丸腰の沖田が浪士に襲われた時、沖田はすぐに浪士を追い詰めました。浪士の首に奪った刀を当てて浪士から何かを聞きだしている沖田を見て安心した鉄之助は沙夜と雑談。沙夜は帰り、沖田さーん、と鉄之助が振り向いた時、ちょうど沖田が浪士の首を斬ったところでした。大量出血。錯乱する鉄之助。
人斬り集団はやっぱり甘くはなかった。自分は半端者だと兄に泣きつく鉄之助。弟属性発動。
前半で、刀をさしていたら鬼ごっこの邪魔になると沖田が言っていたのは、沖田の発言だけに「鬼ごっこ」に重みがあるなあ……(笑)。