『D・N・ANGEL』最終話「永遠のダーク」

仏像評価 9
黒翼をめぐる最終決戦。
戦場へ向かう大助をみつけて追いかける原田梨紅。大助はとうとう梨紅の前でダークに変身。梨紗もやってきて、ダークに、祖母を愛してくれてありがとうと言います。いい女になったな、とダーク。うん、本当に梨沙は成長しました。大助はなんだかいい男になってきた。
美術館でダークとクラッドの戦闘。ダークの中の大助の世界と、クラッドの中の怜の世界が交わります。その世界で自分を殺してクラッドを止めようとする怜。逃げるなと言う大助。彼らも戦っていました。
美術館での戦いが気になって塔から美術館を見守る梨紅と梨紗。梨紅のペンダントが輝きだし、桧尾みおの声が。よかった……彼女があのまま捨て置かれていたらどうしようかと思っていましたが、最後に重要な役割を果たしました。桧尾はペンダントの中に入ることでなんとか存在を保っていたそうです。
原田姉妹の力を借りて実体化し、日渡警視長を止めようとする桧尾。
やるべきことをやって消えゆく桧尾みおの「大助と幸せになりやがれ!」とかいう梨紅への台詞は良かったです。
ダークとクラッドの戦闘シーン後半はちょっとなぜそうなったのかわかりにくい所多し。でも私の判断では、そのことはアニメ『D・N・ANGEL』を最後まで楽しむ障害にはなっていないと思います。
最後の一撃の時、互いに忘れないと誓い合う大助とダーク。光があふれ……。
ふっとんだ美術館。出てくる大助と怜。怜は生きることを決意。
大助をみつけた梨紅。抱き合う2人。怜と梨沙はアイコンタクトをとって大助と梨紅を2人っきりに。怜と梨沙の今後も面白そうですが、それはまた別の話。見詰め合う大助と梨紅。その後のキスシーンはいいなあ。梨紅のしぐさなんかが。
日渡本部長の意図がいまいちわかりませんでした。桧尾みおの言う通り、彼も氷狩の美術品に惑わされていただけなのか……。
本作は、番組放映開始前にはあまり期待していなかったけど、良い方向に期待を裏切られて、最後には2003年4〜9月に私が観たアニメにおいて最も評価する作品のひとつになりました。本当にあんな中学生はいないにせよ、ああ中学生だなあと、なんだか暖かい気持ちにさせてもらえる作品でした。