森山大輔『クロノクルセイド 6』ドラゴンコミックス(角川書店)

仏像評価 8
意識の奥に閉じこもってしまったクロノを呼び戻すために、クロノの精神世界に「潜霊(ダイブ)」したロゼットはクロノの思い出を見る。それは「先見の聖女」マグダレーナとクロノの思い出。あたたかい思い出。マグダレーナは未来が「視える」人。マグダレーナの処遇についてのアイオーンとの意見の相違から、角を奪われ「楽園」を追われるクロノ。マグダレーナも一緒に。角(=エネルギーを集める部分)を失ったクロノはマグダレーナと「契約」をすることで力を保つ。それはマグダレーナの命を「奪う」という自分の未来を避けるためのはずだった。しかし、マグダレーナの命を「奪う」ことになってしまったクロノ。契約をすることで悪魔は契約者の魂を糧にして動くことができるが、激情に身を任せたクロノの行動はマグダレーナの魂を消耗させてしまったのだった。現在の契約者ロゼットもまた同じ目にあわせてしまうかもしれない、と言うクロノの精神。「よかったことまで否定しないで……」というロゼットの言葉に目覚めるクロノ。「苦しみも……悲しみも……半分こしよう……」。ロゼットとクロノのコンビ復活。
ロゼットとクロノの前に越えるべき壁として立ちはだかったのは、ロゼットの恩人で憧れの人、ユアン・レミントン牧師だった。司教協議会はクロノの処分を決定、処刑人がレミントン牧師。彼は「54年前」の決着をつけようとクロノに言う。54年前、マグダレーナをさらいにきたクロノと戦ったのはレミントン牧師だった。彼は外見は若いが、身体を改造することで力を維持していた。
レミントン牧師はクロノに「激情を自分で制御すること」を教え、「罪人クロノは修道騎士レミントンと闘い、そして死んだ」と去っていく。ロゼットとクロノは、罪人の空中要塞「楽園(エデン)」へ。
マグダレーナ萌え……広義の萌え。あんな娘さんと暮らしたいです。ええ、「暮らしたい」だけです。
極左ゲリラのボスのようなアイオーンの魔界との対決の動機が今後語られていくと嬉しいな。「ロゼットとクロノの話」としちゃってもそれはそれでいいけど。
アニメは今冬、フジテレビだそうです。いよいよ。もしかして『フルメタル・パニック? ふもっふ』の後釜かな? 時期を考えると。