CLAMP『xxxHOLiC 2』KCDX(講談社)

仏像評価 8.5
『ツバサ』とリンクして進行中。
さくらや知世への想い抜きにするのなら、『ツバサ』よりこっちの方が私の好みかもしれません。壱原侑子を中心としてわいてくる雰囲気が好き。装丁のような赤黒さをはらんでいて、なおかつ「かわいい」雰囲気が。壱原侑子萌え=『xxxHOLiC』萌えと言ってしまってもいい。私にとっては。
巻頭カラーの和風さくらが儚げで素敵。
侑子は小狼とさくら、ファイと黒鋼から対価を受け取り、彼らを異世界へ飛ばす。そこから先の小狼たちの物語は『ツバサ』で語られています。対価といえば……、侑子も等価交換の法則にこだわる人ですね(笑)。プロですもの、当然ではありますが。『鋼の錬金術師』とシンクロしまして。
侑子や四月一日(ワタヌキ)の住む世界はCCさくらの世界と同じみたいです。侑子の話に何度かクロウ・リードが出てきますが、今後は、CCさくらの方のさくらや小狼が出てくることはあるのかな。クロウ・リードと(たぶん)対等の立場にいるということは、侑子はかなりの凄腕ですね。それはもう何人も異世界に飛ばすことで実証していますが。
クロウ・リードの口癖が侑子の口からもでました。「世の中に偶然はない。あるのは必然だけ」。そして、さくらの「無敵の呪文」も。「絶対、大丈夫だよ」*1。そう、きっと小狼とさくらなら、侑子に「関係性」を差し出したくらいじゃ大丈夫。CCさくらの劇場版第2弾のラストを思い出すべし。
ひまわり萌えー。これは最初に書いた侑子萌えとは別の、普通の萌え(笑)。
後半は百物語。四月一日のライバル百目鬼(ドウメキ)にはお払い能力があることが発覚。百目鬼が一緒にいれば四月一日に寄ってくるアヤカシを追い払うことも可能なのだけど、四月一日百目鬼がどうしても苦手なのでありました。
それよりなにより。モコナはアヤカシでも食べちゃうんだねぇ……。

*1:私はこれで大学を卒業することができた(笑)。試験のたびに言ってました(笑)。