2003-12-19 森博嗣『まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE』講談社文庫(講談社) 読了 仏像評価 8.5 ミステリィな感じの11の短編集。毎回殺人事件が起きるわけじゃない。 「何をするためにきたのか」が一番気に入りました。坊主たちが魔物と戦う。 「キシマ先生の静かな生活」が次点。年取るといろいろあるね。 場面では、「誰もいなくなった」の次のところが好き。 近づいて、フカシとヨーコが手を振ると、西之園萌絵は、両手を顔の横で広げてみせた。人類は十進法を採用しました、というジェスチャではない。