今野緒雪『マリア様がみてる チェリーブロッサム』コバルト文庫(集英社)

仏像評価 9
新年度です。そして、ついに、われらが仏像、二条乃梨子登場です!
主要登場人物紹介のイラストが微妙。ちょっと残念。
仏教とキリスト教の戦いが描かれる。「銀杏の中の桜」は志摩子と新入生の乃梨子メイン。乃梨子視点。「BGN」は祐巳視点で描かれる宗教戦争の舞台裏。どちらの作品でも新入生の縦ロール松平瞳子がしゃしゃり出てきます。
仏像という共通点だけで果たして乃梨子を好きになれるだろうかと思いましたが、今回1番かわいかったのは乃梨子でした。聖―志摩子乃梨子ラインでがっちり白薔薇派にのめりこみそうな予感。新年度はまだまだこれからなので油断は禁物ですが。
世代交代に寂しくなっていた私ですが、「BGN」が祐巳視点だったこと、聖が出てきたことでほっとしました。ここにきて『いとしき歳月』の重みがぐっと増した気がします。再読したくなりました。