塩野七生『ローマ人の物語11 ユリウス・カエサル ルビコン以後[上]』新潮文庫、2004年

仏像評価 9
ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)
紀元前49年1月〜前44年3月。カエサルポンペイウスによるローマ世界の覇権争い。
ファルサルス会戦で決定的な敗北を喫したポンペイウスは、逃亡先のエジプトで裏切りに遭い殺された。このことについてカエサルは『内乱記』では「アレクサンドリアで、ポンペイウスの死を知った」という1行しか記していない。確かにこれは美術品だ。
当時のローマ世界で唯一カエサルに対抗できる力のあったポンペイウスの死により、カエサルはローマ世界の第一人者となった。カエサルにとって「内乱」はこれで終わり、あとは各地のバラバラな反抗を鎮める戦いとなる。エジプト王家の内紛によるアレクサンドリア戦役もその一つ。
キケロは結構萌えキャラなんじゃないかと思う(笑)。