柳沼行『ふたつのスピカ』3 メディアファクトリー、2002年

仏像評価 9.5
ふたつのスピカ 3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

  • 「もうひとつのスピカ」はいつもせつないね。

MISSION:09〜MISSION:11

  • 「ライオンさん」は敬称をつけたというより「さん」を含めて作中でのキャラクター名だと思ってください。アニメ公式サイトや漫画の帯の表記に合わせました。
  • 鈴成先生の結婚。2巻収録の短編からうまくつながってるね。ライオンさんがハーモニカで吹いた「見上げてごらん夜の星を」は彼女への祝福と別れの曲だった。もはやライオンさんが唯ヶ浜に居続ける理由はなくなってしまった。後はアスミの夢を見届けることだけがライオンさんの存在理由だ。
  • 学校に復帰するアスミ。「卒業式をむかえるまで絶対に学校をやめたりしない」ことを誓うアスミたち。佐野先生の計略は失敗に終わる。
  • 佐野先生は鴨川トモロウも獅子号開発チームから抜けていたことを知らずに、鴨川が佐野先生の設計に反対した結果として獅子号事故が起こり、自分まで事故関係者の汚名を着せられる破目になったと、鴨川親子を恨んでいたのだった。
  • 鴨川が獅子号開発チームから外された直後に獅子号計画の予算が大幅に削られていた。また、獅子号は純国産ではなかった。そんな噂が。
  • 学校を辞める佐野先生にアスミが「見ていたものは同じですよね」と言う場面からその話のラストまで、よかった。

MISSION:12〜MISSION:13

  • 夏休み。宇宙観測通信所へ行くアスミたち。
  • マリカは文字通りの箱入り娘だった。そんな彼女にとって宇宙は自由の象徴。
  • トラブル続出だったが、最後はすがすがしい表情のマリカ。

アスミの桜

  • アスミのちょっと悲しい初恋のお話。
  • 都合よくライオンさんが可視化するが、それはそれでありだ。